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武者小路実篤からの伝言
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12 武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)1885〜1976
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小説家。東京出身。『白樺』を創刊し、その代表的作家として活躍。
トルストイの影響を受け、人道主義を提唱。「新しき村」を創設。
代表作に『お目出たき人』『友情』『真理先生』など。
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              注)■は偉人の言葉 ◇は筆者の解説とコメント


■ 努力仕甲斐(しがい)あるものに努力するものは仕合(しあわ)せだ。

 

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◇「やれば出る!!」――
大阪市立松虫中学教諭 原田隆史氏の講演会に参加し、新年早々しびれた。

原田氏は1960 年生まれ。荒れに荒れた中学校を陸上で日本一にしたバイタリ
ティー溢れる先生だ。地元大阪では「生活指導の神様」と呼ばれ、指導法を学
ぶために多くの教師が全国より研修に訪れているという。

なぜ日本一になれたのか、そこには緻密な理念先行の「心を作り、人を育てる
指導哲学」があった。「成功とは技術だ」というセリフは、まるで経営者さな
がら。原田氏が実践している技術の一つを紹介すると、

 「心」を使う    (目標設定→書いて、書いて、潜在意識に落とす)
 「心」を強くする  (出来ることの継続→自分に特例を認めない)
 「心」を整理する  (日誌指導で目標を整理させ、自己承認に導く)
 「心」をきれいにする(感謝の心、ありがとうございます、奉仕活動)

中学生にこれを緻密に実践させる。成功は技術だから、そのテクニックさえ身
に付ければ、誰でも成功者になれるという。

まさにその通り。だが、その技術を実践するためには、努力と継続、何よりも
夢が必要である。原田氏はまず、生徒たちに「日本一になる」ことを宣言させ
る。絶対、絶対、日本一になる、と。

はじめ生徒たちは「日本一になれるんやったらなりたいけど、そんなん無理や」
と言うそうである。私もあなたも使ったことがあるセリフではないだろうか。
「無理だ」と言ったとたんに、その夢は本当にはかない妄想に終わってしまう。

「出来る」と確信することが、成功への第一歩。大会前、陸上選手たちに、自
分が日本一になったときの姿を、多くの先生方の前で演じさせるそうである。
「○秒○○、優勝、よっしゃー日本一や」とガッツポーズ。少しでも恥ずかし
がったり、にやけたりすれば、雷のごとく叱る。

目標が明確なときには、早起きも苦にならないが、どうせ無理だろうという心
の緩みが継続をはばむ。目標にいつも夢と希望を忘れないように、新鮮な状態
に保つことが、何よりも大事である。

そして継続することで「自分に特例を認めない。継続できないことに理由づけ
しない、言い訳しない」これを守り通せた人だけがゴールにたどりつける。

「誰に勝つんだ」と原田先生、「自分にです」と生徒。要は誰でもない、自分
との戦いである。

君が環境に恵まれないのも、未来に希望を持てないのも、運命なんかじゃない、
君が君自身に負けているからだ。なにをぼやぼやしてるんだ。さっさと目を覚
ませ。自己に挑め。目標に食らいつけ。原田氏の叱咤激励が聞こえてきそうで
ある。

目標は「何か」が明確になると、講演を聞いても、本を読んでも、すべてが生
きてくる。「成功とは技術だ」――すべてが目標達成のための技術として結び
ついてくるのだ。

私たちも、手遅れにならないうちに、頭をハッキリさせておきたい。
そしてやりがいあることに苦労し努力したものである。



◆原田先生の、
 日本一量産理論に基づくビデオ「体育授業実践法」
 (成功に導く人材育成術)
 に興味がある方は、
 http://www.sokennet.co.jp/
 まで。

 

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