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橋本景岳からの伝言
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28 橋本 景丘(はしもと けいがく)1834〜1859
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幕末の志士。福井藩士。緒方洪庵に医学・洋学を学ぶ。
藩政改革に手腕をふるい、 将軍継嗣問題で慶喜擁立に活躍、
反対派井伊大老のため安政の大獄で死刑に処された。
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              注)■は偉人の言葉 ◇は筆者の解説とコメント


■ 志ナキ者ハ魂ナキ虫ニ同ジ、
 何時迄
(まで)立候(たちそうらい)テモ丈(たけ)ノノブル事ナシ。

 
 ※大局的にとらえ、大きな志をもつことが大事である。

          *****


◇節分を明けて、2月6日の熊野・神倉神社の御燈祭り、11日の奈良・橿原
神宮の紀元祭に参列し、そして16日には伊勢神宮へ参拝することになってい
る。なにやら年明けから神事に呼ばれているようだ。

 2月9日に小林正観さんの講演に参加した。正観さんは「ありがとう」で有
名なので、知っている人も多いと思う。これだけ有名でありながら、なぜか私
はいままで正観さんにご縁がなかった。時機が尚早だったのか、ホームページ
で記事を読んだ程度で、本も読んだことがない、もちろん話を聞いたこともな
い。

 2月5日に熊野入りして、上野さんとおっしゃる方のお家に泊めていただい
た。先夜は参加者で午前3時過ぎまで飲み明かしていたのだが、7時には目が
覚め、他の人たちが起きてくるまで時間を持て余していたので、上野さんの書
棚から本を拝借することにした。そこに正観さんの本が目に留まったのである。

 上野さんの奥さんが起きてこられて、「正観さんの本を読んでるの?」とお
聞きになり、自宅で正観さんのお話の会を開いたこと、上野さんの絵を正観さ
んが見て、1000枚描くといいと言われて、現在、750枚描いていること
などをいろいろと話してくれた。ああ、これは正観さんの話を聞きなさいよと
いう前兆だなと、すぐに分かった。というわけで9日の講演会に初参加したわ
けである。

 上野さんから、正観さんによろしく伝えてね、と言われたものの、たくさん
の参加者たちの中でお話する機会があるだろうかと思っていたら、中休憩のと
きにトイレでばったり、狭い空間に二人きりになったので、上野さんからのメ
ッセージをお伝えすることができた。うまくなっているものである。

 正観さんの講演会の情報をくれた友人は、主催者側の人と懇意で、正観さん
は最前列の人たちの深層意識を読んで話をするから、ぜひとも最前列に席をと
るといいとアドバイスしてくれたので、素直にしたがった。

 記したいことは山ほどあるが、この日、私が知りたかった、というよりも、
確認したかったことが話に出たので、そのことだけ書き残しておこうと思う。

                ◇

■心配、不安、取り越し苦労は無駄なこと

 正観さんいわく、
 「生まれたときに、死ぬ日は決まっています。ということは、人生に起こる
  ことはすでにシナリオとして決まっているということです」

 これはどういうことかというと、私たちがいくらあくせくしても、起こるこ
とは起こるし、起こらないことは起こらない。成るものは成るし、成らないも
のは成らない、ということ。

 それでは人生は変えられないのかといえば、そうではない。変えられる。変
えられる人は、変えられるというシナリオでこの世に生まれてきた人である。
変えられるというのもまたシナリオなのである。

 「だから過去をつかんで放さなかったり、未来を心配して不安を抱いたり取
  り越し苦労するのは、無駄なことなんですね。今日が明けると、何になり
  ますか? 明日になりますか? いいえ、今日が明ければ今日になるんで
  す。今日しかありません。今しかないんです・・・」

 さて、シナリオが決まっているとなると、私たちは何の努力をしても、何の
甲斐もない、ということになってしまう。だが、実はここにおもしろい仕掛け
があるのである。

 シナリオが決まっているということは、これから起こることはすべて現象と
して体験することになる。これは変えられない、というよりも生まれる前に自
分で最善のシナリオをつくったのだから、変える必要はない、ということ。

 ただし、その現象をどう受け止めるかは、人それぞれである。


■勝手にシナリオは展開してゆく

 私は自営業をはじめて12年になるが、得意先とのやりとりのなかでのトラ
ブル、経済的な行き詰まり、思わぬアクシデントをたくさん経験してきた、と
いうかさせられたというか、これもシナリオどおりなのだろうが、ずいぶん八
方塞がり的な場面も味わってきた。まさにのたうち廻るような心境である。

 しかしのど元を過ぎてみるとなんていうことはない、いろいろありながらも
確かにここに存在しているし、継続している自分がある。思っていたほど深刻
ではなかったのである。

 何度も何度もそういう経験をしつつ、ある頃から、問題が解決する瞬間とい
うものがおぼろげながら見えるようになってきた。これも今思うとシナリオど
おりなのであろうが、問題を抱えているときというのは、なぜか下を見ながら
歩くことが多い。しかしあるとき、ふと空を見上げた瞬間に「試されている」
という思いが浮かぶことがたびたびあった。この瞬間、不思議に勇気が湧いて
きて、にやりと笑ってしまう。そしてすべての問題が解決するのである。

 マイナスからプラスへ転化される瞬間。シナリオをクリアした瞬間である。

 ある頃から、これは心配してもしなくても同じじゃないか、と思い始めたの
である。たぶんこのことを学習するために、自分でこのシナリオを作っていた
のだと思う。だから、前のようにのたうち廻り、心配に心配を重ねるようなこ
とは少なくなった。

 これは何が変わったのかというと、現象そのものは同じながら、その現象の
とらえ方が変わったのだと思った。こうした経験を重ねて、抱える問題に対し
て心配してもしなくてもいいという思いは確信に到達した。しかしそのことに
ついて明確に説く人がいなかったのである。そして今回の講演で、正観さんは
明確な言葉として、私の気づきに間違いがないことを証明してくれたのである。


■プラスのプラスの思いでいっぱい!

 一切の出来事に対して、一切の心配は不要。ただ、わき起こるマイナスの思
いをプラスに転化して、ゆったりと構えていること。あとは勝手にシナリオは
進んでゆくのである。私たちは何を求められているのかというと、こころを乱
さない、マイナスにしない、プラスでいっぱいにすること。ただそれのみ。

 ただ、一切の出来事に関して不安や心配を持つなと言われても、なかなか簡
単にできるものではない。放っておくとマイナスの思いはとめどなくわき出て
くる。これを処理しなければ、引っ張り回されるのである。

 そこでマイナスの思いがわき出たら、プラスの言葉で打ち消すのである。そ
の最適な言葉が「ありがとうございます」である。わき出たものは瞬時に消え
去るし、わき出る前から唱えていれば、マイナスの思いが入り込む余地ななく
なる。私はマイナスに引っ張られる思いを、プラスに転化するために、暇があ
れば「ありがとうございます」を唱え続けている。

 「ありがとうございます」を1回唱えると、1回ありがたいことが巡ってく
る。100回唱えると、100回巡ってくる。「ありがとう」「ついてる」
「おかげさま」、プラスの言葉でいっぱいにすれば、おのずからプラスでいっ
ぱいの人間関係、プラスでいっぱいの人生が巡ってくる。人生は超シンプルで
ある。

 究極はプラスでプラスでいっぱいにすること。「ありがとう三昧」、これが
一番、何より間違いのない生き方である。目の前にいかなる現象が起きようと
も、マイナスの思いに引き込まれないかぎり、プラスでいっぱいにすることが
できる。

 シナリオは決まっている。これはただの現象である。戦争が起きようが、温
暖化で水没しようが、現象にすぎない。いかなる状況においても、思いがプラ
スのときは、現状もプラスなのである。

 シナリオは決まっている。いかなる状況がこようとも、プラスの思いで一杯
にできる訓練。今必要なのは、そのことなのである。それは必然的に現象へも
好影響を及ぼす。

 こういうことを知らないで人生を終わる人がほとんど、この究極の仕組みを
知ってしまった人は、超ラッキーな人なのである。

 今ここで、これを読んでハッと気づいた人、それもまたシナリオどおり。私
は伝える人で、あなたが受け取る人という、シナリオがあったのである。どう
受け取るかは、ご自由にどうぞ。


 ということで、要点をまとめると、

1、人生のシナリオはすでに決まっている。

2、だから過去(それは必然なのだから誰にも責任はない)をつかむ必要もな
 く、未来に不安や心配を抱く必要もない。

3、大切なのはそれをどう受け止め、どう捉え、どう今を生きるかだけである。
 ここで魂が成長していくのである。

 ○良いことがあって感謝するのは初級。

 ○平穏無事なことを感謝するのは中級。

 ○病気や怪我、その他いっさいすべてに感謝するのは上級。

 正観さんの話は簡明平易にして、上級の内容であった。


この日の小林正観さんの3時間の講演内容を、
10分くらいで読めるようにダイジェストにまとめてみました。
ピピンと来た人はご一読ください。


2003.2.9 小林正観さんのお話(ダイジェスト)於 吹田市民会館

 

 

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