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松平定信からの伝言
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42 松平定信(まつだいら さだのぶ)1758〜1829
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江戸中期の白河藩主。吉宗の孫。田沼意次の弊政のあと老中となって、
財政の整理、風俗の匡正、文武の奨励を実施して、寛政の改革を実行した。
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              注)■は偉人の言葉 ◇は筆者の解説とコメント


■ よつの時のうつり行(ゆく)けしきこそ、
 またなくおかしきを、
 咲かざるおりの花を咲かせんとし、
 散るころに散らさじとおもふは、いとくるし。

※雲のかかるは 月のため
 風の散らすは 花のため
 雲と風との ありてこそ 
 月と花とは 尊けれ     熊沢蕃山

 自然は、自然のままが一番であるということ。
 散るときは、散るがよろしく候。


          *****


◇松平定信の言葉で、良寛の言葉を思い出しました。

 災難に遭うときは 災難に遭うがよろしく
 死ぬるときは 死ぬるがよろしく候(そうろう)
 これはこれ 災難をのがるる 妙法にて候

 ぼくは昨年が厄年、今年は後厄です。大我なく・・・と言えばそうですが、
仕事も住居も、心も体も、考え方も、なにもかも変わってしまいました。

■いろんな厄年(災ヤク、飛ヤク、ヤク割)

 ある意味では、今まで培ってきたものを奪われた、ということになりますが、
逆にしがみついていたものを一掃してくれた、とも言えます。過去を大事に思
い、手放したくないと思っていれば災厄です。

 逆に過去を手放して新しいものと受け直したいと思っている人にとっては飛
厄(飛躍)であり、新しい使命の厄割(役割)を与えていただく時機でもあり
ます。

 一般的に厄年を恐れ、忌み嫌う風習がありますが、これはとらえ方しだいで
す。どうとらえるのかも、自分の選択です。風習や占いや統計学なども、そう
思う人、とらえる人が多い、という程度でしかありません。

 最近は何度も書きますが、この世には無限の番組があります。占いや統計学
どおりに展開する番組もあります。でも、そういう縛りに合わない番組もあり
ます。選んだとおりに番組が始まります。

 「○○しないと災いがおこる」と言われたら、たいていはびびってしまい、
縛られてしまう。これも言葉選びです。でも、良寛さんのように「災難に遭う
ときにはあったらいいじゃないの」と言ってもらうと、心の縛りがなくなるの
ですね。心の縛りがなくなると、結果的には「災難を逃れる妙法」となるわけ
です。

■厄年は節目

 人は地球の縮図といいますが、自分の小さな世界が大きい世界の縮図です。
マイナスが大きく出たときほど本当は歓ぶのが大事です。心にためたものを大
きく消してもらっているときです。

 自分の身の上に起きた時もそうですし、まわりにそういったマイナスが出た
時も、皆自分の身代わりに大きいマイナスを消してくださったと感謝します。
古いいらないものをどんどん消してくださって、新しい役割を与えてもらえる
ので、災厄の厄ではなく厄年というのは新しい使命の役割りの役なんですね。

 新しい役割を果たすためには古いものを消さないといけません。古いものを
消してもらうのを誤解してマイナスに見る。それが災厄の厄です。そうではな
く古いものを消してもらうのはありがたいことで、その後に新しい自分が出て
来て大きい役割を果たすわけです。

 だから新しい役割を受けるのが厄年です。それで生き方が大きく変る。この
世的に見て新しいことを始めて成功して世の中に大きな貢献する人を見ても厄
年が節目なんです。例外もありますが本当はそういうふうに仕組まれているの
ですが、受け方によって少しズレる人もいます。

 厄年は役年、これは、以前にもメルマガでご紹介した、ありがとうおじさん
に教えていただいた話しです。ぼくは厄年を体験して、心の底から納得できる
のです。

■言葉選びで厄年をゲット

 ぼくより2歳としうえの友人に、川人正臣さんがいます。先日も仕事で大阪
に行ったときに泊めていただき、厄年の話しをしました。

 川人さんは厄年のときにサラリーマンを辞め、事業を興しました。そのとき
「厄年の厄は、飛躍の躍や」と言っていたのを思い出します。

 これを機に『仕事と人生』という本を出版され、大きく羽ばたいています。
『仕事と人生』については、本メルマガでも紹介したことがあります。
平澤 興からの伝言
http://www.kojobunko.net/column/21seiki/5message.html

 「厄年の厄は、飛躍の躍や」という言葉どおり、仕事も順調に飛躍的に発展
しています。まさに厄年を躍年にし、新しい役割の役年とされた良い例だと思
います。人生は言葉選びだということが、端から見ていてよくわかるのです。

 「川人さんはほんとうにマイナスの言葉を使いませんよね」と言ったら、
 「せやかて、マイナスの言葉が湧いてけーへんねんからしゃーないわな」
 という言葉が返ってきました。

■二度とない厄年だから

 厄年は、ビッグチャンスの時です。逃すと、もう巡ってきません。一生に何度
もありません。マイナスが大きく出れば出るほど、大喜びして、感謝しなくては
ね。古いものをはき出しているのですから。大きな天の後押しです。

 厄年を飛躍年にし、役割年にするポイントを2つほど。

 一つは、何度も言うように言葉選びです。すべて自由意志です。

 もう一つは、小さく見ないということ。小さく見るということは他の番組の存
在が見えないということです。一つの番組に縛られてしまいます。長期的に、多
面的に、根本的に見ること。小さなマイナスの裏には、無限のプラスが待ちかま
えています。ワクワク!

 何はともあれ、新しい自分が出ようとしている時なのですね。

 

 

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