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伊藤仁斎からの伝言
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50 伊藤仁斎(いとう じんさい)1627〜1705
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江戸初期の儒者。古義学派の祖。はじめ朱子学を修めたが、
のち、孔孟の原典に帰ることを唱え、
相愛を徳目の第一として京都堀川に古義堂を開塾し、門弟三千人を数えた。
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注)■は偉人の言葉 ※◇は筆者の解説とコメント
■ 天地万物、われより貴きはなく、
往古来今、われより尊きはなし。
天性をもってなり。
※与えられた人生の主役は自分である。
これは天からさずかった急成長のチャンスでもある。
*****
◇早いもので、今年もあと一月と少しとなりました。どんどんスピードが速く
なっていくように感じられるのはぼくだけでしょうか?
次元というか番組というか段階というか、それが高ければ高いほどスピード
も速くなるといいます。逆に低くなれば低くなるほどスピードは遅くなるよう
です。
高い方がいいと思いきや、今の境遇をじっくり味わうべきときには、あえて
低い方を選ぶこともあるそうです。速すぎると味わえないこともあるからです。
高い低いは関係なく、必要なものを自由に選んでいくことが大事みたいです。
★自由ということ
つい先ほど、ドイツの友人とメールをしていて、「自由」ということについ
て会話をしました。
来年のぼくは何を選ぶか、ということで、来年のテーマは「自由」を選ぼう
と決めました。このテーマは来年に限らず、ぼくの信念として、これだけは曲
げない根本です。あとは良い塩梅、好い加減に妥協していこうと思っています。
来年のテーマ
「自由であること」
「人の自由をしばらないこと」
「したくないことはしない」
「したいことは無理のない限り全部する」
これで行こうと思っています。
ここ数年、自由にやってきたのに、まだまだ自由を追い続けるのか、と言わ
れそうですが、本当の自由を得るには、一切何ものにもこだわらない、輝く自
分に行き着く必要があるのですよ。わがままとは違います。
それまでは妥協せず、自由であり続ける練習を続けていきます。
★人は自由なもの
自由にも無限の段階があるみたいです。先日、すでに亡くなられて天界に帰
った足立幸子さんの本を読ませていただきました。そこにも段階ということが
書かれています。
夫婦などでも、出会ったとき、結ばれたときは同じ段階で話が合っていたが、
どちらかの段階が上がったら、それは1段階どちらかが上がっただけで、まっ
たく話が合わなくなる。
話が合わない人と一緒にいるというのは、とても苦痛です。高い段階から見
ている方は下の方も見尽くせますが、下の段階の人は上のことをまったく察す
ることもできない。どうして分かってくれないのか、と思いきや、それはどう
しようもないことです。でも、先に段階を上がった人は待つことも愛だと。
ただし、どうしても合わないとき、そのことによって大きな損失を生み出す
ときは別です。不和の波動は宇宙を駆けめぐり、不協和音でこの世の波長を乱
すことになります。そのときはお互い別れた方が自由だし、この世のためにも
いいそうです。
人は同じ目的・目標を持って、同じ方向に進むときは共に助け合うことがで
きます。目的・目標が異なれば、足の引っ張り合いになります。そのときは別
々に歩むほうがいいです。
グループ、組織においても、一人の反対者がいるだけで大きなマイナスの要
因になります。お互いに目的・目標を確認しあって、歩調を合わせることで大
きな成果が得られます。
本来、人は自由なものです。人は自分の自由意志を殺して、他の犠牲になる
必要はないということです。
自分の人生は、自分の責任なのですから。
★須田郡司さんとの出会い
この秋も、四国、九州、近畿圏をぐるぐると旅してきました。出会いを書こ
うと思っていたのですが、あまりにもたくさんの出会いがあって、それを全部
書き尽くせない。どの人もユニークな生き方をされている人ばかりです。
そして共通しているのが、やはり「自由であること」。そのうえ「人の自由
をしばらない人たち」。一緒にいて気を使わなくてすむ、軽い。自分の意見を
押しつけたりせず、それぞれの意志を尊重してくれます。
10月に熊野に行ったときにも、すてきな自由人に会いました。熊野に行く
目的は、これは前号の「かっぱが熊野川に帰った物語」に登場した河童君に1
年ぶりに会うためでした。
そこで以前から会いたいなあと思っていた自由人に、それも同時に2人と出
会うことになります。
熊野に行ったときにはいつも、ブーワこと武和さんが建てたパッチワークハ
ウスというところに泊めてもらいます。この日の宿泊はぼくだけと聞いていま
した。
夕暮れ時、小さなトンネルを抜けると山間の村に出ます。そこには澄んだ小
川が流れており、その向こうにパッチはあります。ベランダに人影2人。誰か
な?
パッチの扉を開け、2階に上がっていきました。そこにはブーワと大柄な男
性が昼間っからビールを飲み交わしています。
「やあ、しばちゃん、よく来たねえ。待ってたよ」とブーワが声を掛けてく
れました。
「この人、須田郡司さん、イワクラの写真を撮りながら巡礼ツアーしている
人なんだよ」
「あああ、須田郡司さんですか。ぼくはこの人に一度会いたかったのですよ。
以前から噂は聞いていたし、メルマガも読ませていただいているんですよ」と
ぼくは少々興奮しながら返しました。
それにしても、短髪。写真で見た顔は、腰までロン毛の髭の人。???
「髪、短いですね」とぼく。
「断髪式したんですよ。メルマガにも書きましたし・・・」
ああ思い出した。それにしてもここまで短くなっているとは。なんとなく別
人。
「武和さんは須田さんを以前から知っていたのですか?」
「いや、会ったのは今日が初めてなんだよ。写真集は以前から持っていたし、
名前もよく知っていたけど、今日が初対面なんだ。今日の午後に突然電話が掛
かってきて、それで何カ所か案内してきたところ。ところが桃太郎岩に一緒に
行こうと思って、須田さんのフォトダマ号(軽四)に乗ってちょっと走ったと
ころで、車が止まってしまったんだ。どうもエンジンがいかれたみたいでね」
↑1年以上全国を行脚しつづけたフォトダマ号はついに黄泉の入り口といわれ
る熊野で廃車となりました。
★天川彩さんとの出会い
その頃、ちょうど熊野川の御船島というところでお祭りの最中だと、ブーワ
が教えてくれました。この御船島が、河童君が帰った場所でもあるのです。
ぼくはブーワの車に乗せてもらい御船島へ。須田群ちゃん(ここからは群ち
ゃんと呼びます)は三菱の自動車工場へ、それぞれ別れて行動しました。
御船島にはたくさんの観客で賑わい、島のまわりをたくましい男たちの漕ぐ
船が競い合っています。この島はイザナギとイザナミが始めて交わった場所と
いわれています。
「しばちゃん、実は今日、もう一組お客さんがいるんだよ。だからパッチに
は泊まれないと思うので、ぼくの家に泊まったらいいよ」
「ええ、ぼくはどこでもかまいませんよ。誰が来てるんですか?」
「東京から天川彩さんという人が来てるんだ」
「えええ、天川彩さん? あの?」
「しばちゃん、知ってるの?」
「知ってますよ、その人も会いたかった人です。メルマガも読ませていただ
いているんですよ。あらまあ、会いたい人に同時に2人会えるなんて、なんと
も不思議な日ですねえ」
「それはよかったね。知らない人たちが急遽泊まることになったので、しば
ちゃんに気兼ねしてたけど、それは好都合だね」
天川彩さんはいろいろなイベントを企画したり、本を出版したり、その活躍
ぶりは遠く耳にしていました。今回は世界遺産に登録された熊野のDVDを制作
するという仕事で、春頃から熊野に通い詰め、映像を撮り続けていました。
その夜、パッチの2階では囲炉裏に初火を入れました。乾燥した木が勢いよ
く燃え、部屋を暖めてくれます。近況や最近のエピソード、どれもぼくの知ら
ない、おもしろく興味深い内容でした。
★与えられた時間の使い方
群ちゃんにしろ、彩さんにしろ、とにかく「自由」な人。そして共通
して高
い段階に身を置くので、広く物事をとらえることができる人たちです。
そういう人は謙虚です。人の自由をしばらない。多少、個性的で、癖もある
けど、それがアクセサリーのように輝いています。
「したくないことはしない」「したいことは無理のない限りする」
ぼくが出会った自由人たちは、そういう点において共通しています。
本来、自分に与えられた人生は、自分のものであり、自分の責任でもありま
す。与えられた今という時間は平等です。どの時間を何に費やすのか、これも
また自分の責任です。
★原点を思い出すたび
ぼくがこうして旅をしながら自由人に会うということは、本来の自分を思い
出し、確認をするために準備されたもののように感じます。
「なんだかモヤモヤするなあ、なんでかなあ」
こういうときは原点を忘れそうになっているときだと、何度も繰り返してい
るうちに分かってきました。
自由な心を持ちながらも、いつしか現状の環境やしがらみに縛られて、本来
の自分を忘れそうになるときがあります。そういうとき、旅をするのがいいで
す。あと、ぼくは原点を書き残しています。忘れそうになるたびに読み返す。
― 人間関係において、ここで「わたしは何を望むか」であって、決して「相
手は何を望んでいるか」ではない。
― あなたはすべてを選んでいる。あなた自身が環境のすべてを選んでいる。
あなたが何者であり、自分がどうありたいかを決定し、実行する行為だ。
― それぞれの瞬間をきよらかに、前もって考えたりせずに迎えれば、あなた
は過去の自分を再現するのではなく、自分を創造することができる。
― 過去の体験を無視して、その時に入ってゆきなさい。いま、ここで取り組
みなさい。新しい自分を創造するためには、いま何をしたらいいかを見つめな
さい。
― あなたは自分が考える最高の自分のイメージにしたがって、自分を創りつ
づけているのだよ。
こうして読み返すことによって、一番クリアなときの自分に戻ることができ
ます。自分の原点を書き残しておくことは、とても励みになるし、人生の羅針
盤にもなります。
旅はまだまだ続きます。そしてすばらしい出会いが待っているはずです。自
分が選んだとおりのものが、自分の前に現れてくる。これは真理です。だから、
今自分に必要なものを、的確に選んでいくことが大切です。選び方は「言葉」
にすること。言葉で宣言することです。ぼくの来年のテーマは、
「自由であること」
「人の自由をしばらないこと」
「したくないことはしない」
「したいことは無理のない限り全部する」
来年はますます自由に飛び回ろうと思います。
天川彩さんのホームページ
http://home.att.ne.jp/alpha/ten/
須田郡司さんの関連のホームページ
http://ch.kitaguni.tv/u/1871/
http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/8248.html
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