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五井昌久からの伝言
===================================== 五井昌久(ごい まさひさ) 1916〜1980 ===================================== 東京生まれ。昭和24年神我一体を経験し、覚者となる。白光真宏会を主宰。 祈りによる世界平和運動を提唱して、国内外に共鳴者多数。昭和55年8月逝去。 著書に『神と人間』『天地をつなぐ者』『五井昌久全集』など多数。 ===================================== 注)■は偉人の言葉 ◇は筆者の解説とコメント ■ あなたが不安や恐怖を感じる時、 あなたは自己の欲望で一杯になっている。 ***** ◇この言葉を、わたしは仕事場の目に付くところに、 いつも張り付けています。 この章句を読むと、なんとなく心が静まります。 どうもわたしの心を迷わしているのは、 とりとめのない欲望だったようです。 この時の自分自身の心を客観的に観察してみると、 たいてい取り越し苦労が多いことに気づきます。 何カ月も先のことを心配していたり、 時には何年も先のことを気にしたりしています。 「ああでもない、こうでもない、こうしたい、こうなりたい・・・」 本当にきりがなく、希望ならともかく、とりとめのない妄想にとらわれ、 それらは時に、どうにもならないようなことさえ含まれています。 こんな時には、まず、欲望を手放してしまい、 今ここに元気に生かされている自分だけに焦点を絞ります。 確かに生きているし、好きな仕事をさせてもらっているし、飯も喰えている。 気心の知れた友もいるし、家族も皆元気。 言うことないじゃないか。 マイナスのことばかり気にしていたけれど、 それ以上にありがたいことが山盛り! ここまで心境が回復したら、100%不安や恐怖は消え去ります。 あなた自身が今、不安や恐怖を感じているなら、 間違いなく多くの「自己の欲望」で心の中が一杯なはずです。 「自己の欲望」はどこまで行っても必ず不安がともなうもの。 新聞を開いて、事件という事件のすべては、この「欲望」が原点にあり、 ときにその欲望を満たすべく犯罪を犯し、 満たせない結果として殺人までをも犯してしまいます。 欲望を捨てるべし。 しかしここで一つ考えなくてはなりません。 欲望を燃やすことが、本当に悪いことなのかということをです。 確かにこの世の中が、進歩、向上、発展してきたその原点には、 人類が「こうしたい、ああしたい、こうなりたい」という欲望があり、 またその欲望を実現すべく努力し、働いた結果ともいえます。 そう考えると、まんざら欲望は悪いものであるとは言い切れません。 欲望がなければすべての創造活動も始まらないのですから。 しかし、現代文明のもと、発展の結果として多くの問題を抱えています。 公害、環境、エネルギー、資源問題・・・ こうした結果をみると、人類がはたして正しい欲望を燃やしていたのか、 間違いなく「自己の欲望」の結果として、 自分で自分の首をしめていることになっているのは疑いありません。 ここで「欲望」にはどうも2種類あるということが分かってきます。 あえていえば「大欲」と「小欲」ということになります。 「大欲」とは、大自然の創造主が、この世を進歩発展させ、 生きとし生けるものすべてが健やかに、のびのびと成長していけるという、 生成化育の作用です。 「小欲」とは、大局的にみるのではなく、 ただ今現在の自己を満たそうとする動物的な欲望です。 ブームにある成功哲学も自己の欲望を満たす小欲に近いものがありますが、 大欲を満たすべく活用したとき、 本当の成果を得られることは間違いありません。 現代は、小欲の結果として、行き詰まりともいうべき現象に阻まれ、 今後の進むべき方向を模索しているのが現状です。 今、地球レベルで小欲を大欲へと転化すべき、 重大な時期を迎えました。 先進国の中には小欲を満たさんがために、 他を犠牲にして当然というような行動が見受けられ、 ひんしゅくをかっていますが、 近い将来、必ず没落を迎えるのは自然の摂理です。 しかし、これは地球レベルのみでなく、本当は個人個人の問題です。 もし、不安や恐怖を感じるとすれば、あなた自身が「小欲」に荷担し、 「大欲」を阻んでいるということです。 長年の人類の歴史上、インプットされている小欲ですから、 簡単には消え去らないと思います。 しかし、少しでも多くの人が、 一瞬でも大欲に気持ちを向けることが大事だと思います。 今回ご紹介した五井昌久先生を知らない人が多いと思いますが、 「世界人類が平和でありますように」 あの文言(もんごん)を普及した創始者といえばお分かりかと思います。 五井先生が言う 「あなたが不安や恐怖を感じる時、あなたは自分の欲望で一杯になっている」 その続きとして、わたしなりのコメントとして、 「その小欲ともいうべき自己の欲求を、 世界人類の平和ともいうべき大欲に投げ入れなさい」 このように説明すれば分かり易いかもしれません。 小欲に生きる者は、数代の繁栄はあるかもしれません。 しかし、いつかは没落します・・・ 大欲に生きる聖人は、永遠なる生命を約束されています。 歴史が語るように・・・ 世界人類が平和でありますように 日本が平和でありますように 私たちの天命が完うされますように 守護霊様ありがとうございます 守護神様ありがとうございます ┃ホーム┃21世紀に伝えたい偉人100┃ |